よくホームステイ先には当たりハズレがあるとされてますが、実際のところ行ってみないとわからないことが多く、当たりハズレは大分主観的な判断軸になると思います。
また必ずしも希望通りになるとは限りませんが、本当に自分に合わない場合にステイ先を変更の相談をするという選択肢が残されています。
ですので、今回私の記事では友人や知り合いに聞いたステイ先のハズレの声・当たりの声や私自身の実体験を元に自分の力でステイ先での生活を方法などを紹介させて頂きます。
ご自身が今後ホームステイをする前にエージェントに伝えるステイ先の要望や実際に行ってからステイ先を変えるかどうかの判断軸として使って頂ければと思います!
ぜひ最後までお楽しみください。
目次
ホームステイ先、ハズレの声
まずはホームステイ先のハズレの声を紹介していきます。
もし運悪く、このようなステイ先に当たってしまったら変更をおすすめします。。
ホームステイ先、ハズレの声
- ホストが短気、理不尽にキレる
- ステイ先のルールが極端に厳しい
- 食事が質素、合わない
ホストが短気、理不尽にキレる
以下実際に聞いた体験談です。
- 高熱があるので、学校を休みたいと話たら、「ズル休みするな!」とキレられた
- ペットの犬が物を壊したのに、自分のせいにされ弁償させられた
- 常にピリピリしているので、気を遣う
このようなステイ先に出くわしたら、ストレスで体を壊す前にエージェント等に相談しましょう。ご自身の力で解決するのは案件です。
ルールが厳しい
以下実際に聞いたステイ先の厳しいルールです。
- シャワーは4分、その後シャワールームの水をしっかり拭き取る
- 19時以降は電話をせず、なるべく物音を立てない
- 冷蔵庫は触ってはいけない
- トイレットペーパーの使用量に制限がある
- 部屋のドアは常に開けておく
- ペットに触れてはいけない
- 門限が早すぎる(大学生なのに夜9時)
ホストファミリーにとっては外国から来る知らない人を自分の家に滞在させるということなので、ルールがあるのは当たり前で、なるべく相手に合わせる努力も必要です。
しかし、極端に厳しいルールは留学に来て英語を学ぼう、日本ではできないことに挑戦したいし、楽しみたいという気持ちを削ぐこともあるので、自分の中でどのように折り合いをつけるのか考える必要があります。
食事が質素
最後は食事編です。
- 毎日同じメニュー
- もはや料理ではない
- ホストの国の料理がどうしても口に合わない
食事は好みや体に合うかどうかもあるので、意外と重要項目です。毎朝ポップコーンとコーラだったというステイ先も。。笑
また、文化の違いもあるのでせっかく作ってくれた料理も口に合わないけど言い出せないということもあると思います。ここら辺もご自身の判断軸が必要になりそうです。
ホームステイ先、当たりの声
少しショッキングな内容が続いたので、この後は実際にあなたが、留学先でホストファミリーと留学期間中生活を共にする上で期待できる当たりの声をいくつか紹介します。
ホームステイ先、当たりの声
- ホストファミリーが英語ネイティブ
- 提供された環境・食事が良かった
- 本当の家族のように接してくれた
ホストファミリーが英語ネイティブ
ホストファミリーの母国語が英語だと基礎学習の時期は会話の全てが質の高い学びになります。
また、実際に感じた成長の声は以下です。
- リスニング力が上がった
- 自分の意見を適切な文法で話せるようになった
- 英語を話す自信がついた
ホストファミリーは英語が母国語であると考えてしまいがちですが、意外とネイティブではないことが往々にしてあります。
特にカナダやオーストラリアといった多国籍国家では良くあることで、私の場合はギリシャから移住した方でした。
英語人口のネイティブの割合は世界人口の約2割と言われているので必ずしもネイティブでないといけないわけではないです。将来的に英語を使って仕事する場合には訛りなどにも慣れて行く必要があります。
提供された環境・食事が良かった
ステイ先の環境や食事は本当に様々です。以下当たりの声です
- 自分の部屋にシャワー・トイレ付き
- 無料Wi-Fi完備
- 食事は3食手作り
自分の部屋にシャワーとトイレがあれば、変な気をホストファミリーに使う必要もありません。
ちなみに私は部屋とは別でしたが、すぐ近くにありました。
無料Wi-Fi完備については私が個人的羨ましいなと思った点です。私の場合はインターネットはあったものの、有線で制限があり、使い過ぎた場合は追加で支払いをしていました。
食事については「3食手作りでしかもオーガニックにこだわっていて美味しい」という声がありました。英語を勉強できて、ご飯も美味しいなんて最高ですね。
本当の家族のように接してくれた
最後の当たりの声は「本当の家族のように接してくれた」です。
やはりホームステイは人と人なので、良い信頼関係を築けると良いですね!
- 休みの日はホストファミリーが観光に連れて行ってくれた(映画、海、キャンプなどなど)
- ホストファミリーの小さなお子さんと常に遊んでいた
- 帰国してからも連絡を取り合い、いつでも戻っておいでと言ってくれた
これらの声はホストファミリーの気遣いもあるかと思いますが、実際に滞在された方も積極的にコミュニケーションをとり、努力された結果でした。
私が友人のステイ先にお邪魔した時にそのご家族の小さな娘さんと遊ばせて頂きました、お子さんが全く気を遣わずに友人に接しているところを見た時にとても感心しました。
【実体験】カナダのトロントでホームステイをして感じた良い点・苦労した点
ここからは私自身がカナダのトロントに6ヶ月留学した際にお世話になったホームステイ先で苦労した点、良かった点を紹介していきます。
- ホストファミリーはホストマザー1人(70代くらいのおばあちゃん)
- たまに週末に息子夫婦が遊びに来る
- 3食付き
苦労した点
- 鍵を渡されおらず、私が帰るまで起きているので、少し遅く帰ると若干不機嫌になる
- Wi-Fiがなく、インターネットは有線だったので制限を超えると追加料金を請求された(その後交渉したら、使える容量を増やしてくれた)
良かった点
- 初めての海外留学を経験する私に厳しくも優しく接してくれた
- 家の庭で二人でゆっくりティータイムをする時間があった
- 前に滞在した留学生を紹介してくれた
- たまに作ってくれる目玉焼きの焼き加減が絶妙で美味しすぎた
私の場合、Wi-Fiがなかったので最初パソコン使えないのか?と不安になりましたし、追加料金の話になった時はステイ先を変更しようか考えるくらいの口喧嘩をしたのを今でも覚えています。
しかし、私は話し合いを重ねる中で普段ホスタマザーがインターネットを使わないことを理解し、ホストマザーも私のことを理解してくれました。その結果使える量を増やすなどの対応もしてくれました。
ホームステイ先の生活をより良くする方法
ここまでハズレの声、当たりの声と私自身のホームステイの経験を紹介してきました。
ハズレの声のパートではステイ先を変更しななければ英語学習に影響が出そうな事を紹介しましたが、恐らく「ある部分が少し生活しづらいけど、ステイ先を変更するほどではないかも」と思う場合ほとんどの可能性が高い。
そこで、いくつか上記場合により良い生活ができるようなアクションをいくつか紹介します。
ホームステイ先の生活をより良くするアクション
- まずは相手のことを理解しようとする
- その上で、当たり前のマナー・ルールは守る
- できることや手伝えることがあれば進んでやってみる
- 何か疑問や不満がある時は、現状の英語力関係なくホストファミリーに相談してみる
- 自分からどんどん話しかける
これらはコミュニケーションにおいて当たり前のことのように見えて難しいです。
特に初めての留学で、ホームステイをするとなると日本の友達の家に泊まるなどとは明らかに難易度高いです。
しかし短い期間でも真剣に相手と向き合おうとすれば信頼関係を作ることは可能です。
まとめ
私はホームステイの経験を通して、国境を超えても何か問題があったら建設的な話し合いをして解決へ向かうことの大切さを学びました。
なんでもやってくれるという期待をしないこと、受け身にならずにできることはやること。何か問題があれば、自分の意見を持って話し合うこと。
ホームステイの話題になると英語は上達するのか、ご飯は美味しいのかという話になりがちですが、個人的にはより良いコミュニケーションスキルを学ぶ良い機会でした。
特に日本人以外の考え方や習慣などを深く学べるのはホームステイならではかなと思いました。
ぜひ、留学でホームステイを選択される方は大変なこともあるかもしれませんが、挑戦すればそれ以上に得るものがあることを期待しつつ楽しんでほしいと思います。